小説の文章力を上げたいと考えた事は無いでしょうか?
他の人の小説を読んで「自分も、こんな風に書けたら最高だな・・・」と考えた事は誰にでもあると思います。
ですが、小説初心者では、一体どうすれば自身の文章力が身に付くか分かりませんよね?
そこで、今回は初心者の方の為に文章力が身に付くオススメの訓練方法5つを紹介していきます。
また、最後には、プラスαでやって頂く事で文章力がよりアップする方法を紹介しておりますので、是非参考にして下さい!
小説の文章力が身に付く5つの方法
自身の文章力を上げるにはどうすればいいでしょうか?
「ひたすら文章を書いているぜ!」って方は、確かに、それが一番の文章力アップにつながると思いますが更にこれから紹介する方法を行って頂ければより効率よく文章力が上がることでしょう。
では、その方法とはなんでしょうか?
それは
- 他作品を読む
- 文章をまねてみる
- レビューや感想を書く
- 表現力を高める
- 単語を色々調べる
です!
以上5つを行う事で、確実に文章力が上がるでしょう。
それでは、5つを詳しく説明していきますね。
他作品を読む

文章力を上げる為の方法1つ目は他作品を読むですね。
これは結構基本かもしれませんが、初心者の方は自身の小説を書く事に必死で案外他の方の小説を読んだりしない方もいると思います。
他作品の読む事で、自分とは違った文章の書き方などが分かりますので、とても参考になりますね。
また、人気作品を読む事で、その作品が何故人気なのかが分かります。
人気な理由は色々ありますが、人気な小説はとにかく読者にとって読み易い工夫が沢山されておりますので、読む価値はあります!
その為、文章力で迷いを感じたら、一旦筆を置いて他作品を読んでみてはいかがでしょうか?
文章をまねてみる

文章力を上げる為の方法2つ目は文章をまねてみるですね。
こちらは、どういう事かと言うと、自分の好きな他作品を模写する事です。
模写するとは、実際に文字に起こしてみる事ですね。
手書きでもいいですし、パソコンやスマホで書くのでも良いと思います。
実際に、文字に起こす事で頭に入りますし、どういう所で改行を入れたり、どの様な書き出しなのかだったりと色々気づかされる部分が多いですね。
なので、先程説明した通り他作品を読んで、参考にした後に、更に模写する事でよりその作品について知る事が出来ます。
そしたら、後は自分の小説に気づいた点などを反映していきましょう。
レビューや感想を書く

文章力を上げる為の方法3つ目はレビューや感想を書くですね。
「なんで、文章力を上げる為にレビューや感想?」と思うかもしれませんが、こちらは結構オススメです。
では、何故オススメかと言うと
文章読解力
文章表現力
が付くからですね。
まず、何かしらのレビューでも感想でも、その作品を知る事から始まると思います。
この作品を知る行為が文章読解力に当たりますね。
そして、その作品を知って、自身の中で整理してそれを他者に分かり易い様に文章にするのが文章表現力になります。
この2つが身に付けば、小説で読者にとって読み易い文章を書ける様になります。
最初は、上手くレビューや感想が書けないかもしれませんが、何度も繰り返す度に読解力と表現力が磨けますのでとてもオススメ!
こちらも上記で説明した【他作品を読む】と【文章をまねる】に関係があり、まず他者の作品を読み、その後に他者の作品を模写してより理解して、更にレビューや感想でその作品をまとめる事で文章力がより一層上がりますので、とても良い訓練になります!
表現力を高める

文章力を上げる為の方法4つ目は表現力を高めるですね。
表現力を高める為にはどうすれば良いでしょうか?
これには、色々な方法があるかもしれませんが、今回は一つの物を別の表現をして読者に伝える訓練方法になりますね。
「一つの物を別の表現?」と疑問に思うでしょう。
それでは、一つ例を出します。
小説内でA子さんがペンを使っている所を読者に伝えるとしたらどうしますか?
小説初心者や普通の人であれば下記の例文の様に表現するでしょう。
例文:A子はペンを持ち紙に文字を書きだした。
この様な表現を使って文章を書けば読者は「あぁ、A子は何かを書いたんだな」と伝わるでしょう。
ですが、他の表現方法でペンを読者に伝えるとどうでしょうか?
今回はこの【ペン】を別の表現方法で書いてみます。
例文:A子は小枝くらいの大きさのそれを、紙に這わして文字を書きだした。
いかがでしょうか?
今回の例文では【ペン】という文字は書いていませんが、読者からしたら先程と同じ様に「あぁ、A子は何かを書いたんだな」と伝わるでしょう。
この様に、物を別の表現で書いていく事でペンと書いた文章より、ペンと書かれていない文章の方が読者は、その物が一体何なのか考えます。
人間は考える事で興味が増していきます。
その為、表現力を高める事で、自身の書いた文章に惹きこむ事が出来、自身の小説に興味を持ってくれる様になりますので、是非この訓練をして文章の表現力を上げてみて下さい!
単語を色々調べる

文章力を上げる為の最後の方法5つ目は単語を色々調べるですね。
上記では、表現力を上げる方法を説明しましたが、そもそも単語や言葉などを知っていないと表現する際に困りますよね?
その為、執筆中に何か分からない単語があれば、その場で調べてみましょう!
また、他作品を読んだ際や模写する際なども分からない単語があれば調べましょう。
そうする事で自身の表現力にも繋がります!
ここまで、文章力を上げる為の5つの方法を紹介しました。
5つ全てを実施して頂ければ今より確実に文章力が上がるでしょう。
小説の文章力が身に付く超オススメの訓練方法

ここまで小説の文章力を向上させる為に5つの方法を説明しました。
そして、ここでは全てを行った後にプラスαでやって頂きたい事があります。
こちらの方法を実施して頂く事でより一層文章力が身に付く事が出来ますね。
では、その方法とはなんでしょう。
それは
- 短編作品を書いてみよう
- 知り合いと同じプロットを使用して小説を書いてみよう
です。
それぞれ詳しく説明していきますね。
短編作品を書いてみよう
文章力向上の確認の為、5つの方法を試した後は、短編を書いてみましょう。
これは培ったものが本当に自身に身に付いたかを確認するに一番手っ取り早いからです!
短編を書く事で、今までの訓練の成果を全て試せますし、小説を書く事でそもそもの文章力アップも望めます。
また、書いた短編を小説投稿サイトに投稿する事で読者からの反応も頂けるのでより一層自身が成長した事を感じる事が出来ますので、是非お試し下さい!
知り合いと同じプロットを使用して小説を書いてみよう
最後にとっておきの文章力アップの方法を紹介します。
それは知り合いと同じプロットを使用して小説を書く事になりますね。
こちらはプロットにて話の構成を決めた状態でお互い書いてみる事に意味があります。
スタートからゴールまでがある程度決まっている中で、知り合いとどの様な違いがあるかが、本当に良く分かります。
小説の内の世界観、キャラの口調、どの様にクライマックスまで持っていくかが全然違って来ます。
その違いが、とても参考になるでしょう。
何故、この様な表現をしたのか聞いても良いですし、その説明を聞いて納得すれば、今後自分の小説でも反映していけば良いのです。
以上の事を全てやるのは大変かもしれませんが、今回説明した方法を一つでもやれば自身の文章力を上げる事が出来るので挑戦してみて下さい!
まとめ
今回は初心者向けに、文章力を上げる方法についてまとめてみました。
文章力を上げたい方は以下を参考にして下さい。
- 5つの方法を試す
- 全てを試した後に短編小説を書いてみる
- 短編を搭載サイトに載せて読者の反応をみてみる
- 知り合いと同じプロットを使ってどの様な違いが出るか確認してみる
すぐに文章力が付くわけではありませんが、今回説明したどれかが続ければ確実に文章を書くのが上手くなりますのでお試し下さい!
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