小説を書く際にアイディアやネタはとても重要です。
アイデアが無いと、そもそも話を書く事が出来ません。
ですが、執筆していると、どうしても枯渇していきませんか?
これは、初心者だろうが、小説を書くのを慣れている人だろうが変わりません。
小説を書くのに慣れている人は、アイディアやネタが無くなった時に、自分なりの方法で対処して解消しています。
自分なりの対象法を持っているのなら問題ありませんが、初心者の方は、その対処法を持っていない人の方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は初心者の方におすすめのアイデアが思いつかない時の対処法を解説していきますので、是非参考にして下さい!
小説を書く時のアイデアの出し方4選
皆さんは、小説の話や設定など、執筆活動する上で何を元に生み出していますでしょうか?
今回は、アイディアやネタが思いつかない人に是非試して頂きたい4つを説明していきます。
では、その4つとは何でしょうか?
それは
- 関連資料を読み漁る
- 実体験を元にする
- 新しい事を始めてみる
- 既存の物を組み合わせる
以上の4つになります。
これだけでは、少し分かり辛いと思いますので下記で詳しく説明しています。
それではいってみようー!
関連資料を読み漁る
アイディアやネタが思いつかない場合の対処法1つ目は【関連資料を読み漁る】です。
新しい小説を書こうと思った時や、既存の小説のストーリーを書こうと思った時、まず最初にする事は、考える事だと思います。
さて、今から書くぞと意気込んだ際に頭の中で「今回の内容はどうしようかな・・・」と考えますよね?
ですが、考えた所で、アイディアやネタが思いつか無い事なんてザラにあるでしょう。
では、何故アイディアやネタが出てこないのでしょうか?
それは情報が枯渇しているからです。
「情報の枯渇?」と思った方、想像してみて下さい。
例えば、貴方が料理の小説を書いていたとしましょう。
貴方自身が実際に作れる料理が目玉焼きだけとします。
その場合、貴方が料理小説を書こうとする際に「今日は何書こうかな・・・」と思ったら、まずは目玉焼きについての料理の内容の話を書きますよね?
ですが、目玉焼き内容の話を書き終えて、次の話を書こうとした時はどうでしょうか?
貴方自身が作れるレパートリーは目玉焼きだけなので、他に料理の情報が無い為、貴方は恐らく次の話を書こうとする際に「何も思い付かね・・・」状態に陥るはずです。
そこで、自身の書いている小説に関連ある資料を読み漁るのです。
今回、料理が題材であれば、レパートリー本やネットでメニューを検索したりですね。
そうする事で、貴方の頭の中には他のレパートリーの情報も入り込みますよね?
この段階で、再度次の話の内容を考えてみると、どうでしょうか?
新しいレパートリーが増えた事により次の話が見つかると思います。
この様に、情報が無い状態でいくら考えてもアイディアやネタが思い付くのは、難しいです。
なので、小説を書こうとした際に、何か執筆する手が止まった時は、一度関連する資料を読み漁ってみるのがいいでしょう!
今回は、かなり極端な例で話しました。
恐らく、小説を書いてる人であれば、事前に関連資料を読み漁る事は既にしているかもしれませんが、初心者の方だと、案外書く事に意識して情報収集まで手が回っていない方もいるので、そういう方には、とてもオススメです!
実体験を元にする
アイディアやネタが思いつかない場合の対処法2つ目は【実体験を元にする】です。
恐らく、この方法が一番アイディアやネタを絞り出す為の方法として一番簡単でしょう。
実体験と言っても色々ありますよね?
例えば
- 学校生活
- 部活
- 旅
- 仕事
- 趣味
以上5つの実体験を小説を書く際のアイディアやネタにしてみるのはどうでしょうか?
今、上げたものは人生に取って大きい出来事だと思いますので、記憶として貴方の中に残っていると思います。
しかし、この様に説明すると「そんな実体験を元に小説を書く事なんて既にやってるよ!」と返答が来ると思います。
では、更に細かい実体験ではどうでしょうか?
上記で説明したのは、人生の中で大きな出来事になります。
もっと細かい実体験なんてどうでしょう。
例えば
- 初めて買ったゲームソフト
- 初めての給料日に買った大きな買い物
以上の様に細かい条件を付けて見て下さい。
恐らくこんな感じの実体験をアイディアやネタには、まだしていないのでは無いでしょうか?
この様に、実体験と言っても、どんどん細かい条件を付け足していく事で自身がまだアイディアやネタにしていない実体験が見つかる筈なので是非試して下さい。
また、細かい条件を付ける事で、どんどん他の人が経験した事の無い実体験が出てくると思います。
その他の人が経験した事の無い実体験を小説にする事によって、他人の小説と差別化が出来ますので、更にオススメ!
新しい事を始めてみる
アイディアやネタが思いつかない場合の対処法3つ目は【新しい事を始めてみる】です。
この方法は、とてもオススメですね!
新しい事をする事で、上記で説明した【実体験】になりますので、小説を書く際のレパートリーが増えます。
では新しい事とはなんでしょうか?
こちらは、何でもいいんです!
例えば
- 新しい仕事
- 旅行に行ってみる
- 新しい趣味をやってみる
などなど、何でもいいので、自分の今までやった事が無い事をしてみて下さい。
しかし、小説を書いてる方の中には、なかなか新しい事をする時間が無かったり、そもそも、「新しい事をするのは、なんかな・・・」と考える人もいると思います。
安心して下さい!
そんな方に対しても改善策があります。
それは
- ゲームをすること
です!
「え? ゲーム?」と思った方、少し待ってください!
こちらについて詳しく説明してきます。
時間が無い人はゲームをやってみよう
新しい事を始めたけど時間が無い人や新しい事をするのがそもそも乗り気になれない人はゲームをやってみましょう。
では、何故ゲームなのでしょうか?
それは、ゲームでも実体験を得られるからです!
今の時代、色々なゲームがありますよね?
例えば、冒険物だったり、田舎に遊びに行ったり、それこそ仕事系のゲームもあります。
この様に、ゲームであれば時間の無い人でも手軽に実体験が得られるでしょう。
ゲームと言っても「ゲーム機持っていないしな・・・」って方も中にはいると思います。
こちらも問題ありません!
今の時代はゲーム実況というモノがあり。
ゲームを実況する動画などがYouTubeなどにありますので、ゲーム機を持っていない方やゲーム操作が苦手な人は是非実況動画を見て仮実体験を得てみてはどうでしょうか?
既存の物を組み合わせる
アイディアやネタが思いつかない場合の対処法4つ目は【既存の物を組み合わせる】です。
こちら、いきなり「既存の物を組み合わせる」と言われてもよく分からないですよね?
例えば、組み合わせ方としては
- 【実体験】と【実体験】
- 【何かの本】と【実体験】
- 【何かの本】と【何かの本】
などです。
これだけでは分かり辛いと思いますので、もう少し説明していきますね。
例えば【実体験】と【実体験】であれば、自分自身で経験した事を組みあせて小説を書いてみるといいでしょう。
【文化祭】と【告白】などはどうでしょうか?
まずは、学校などの文化祭などの経験は皆さん一度はあると思いますが、それだけを小説の内容にするのでは無く、更に【告白】をプラスさせてみると、どうでしょうか?
【文化祭】と【告白】自体は別々に体験していたとしても、組み合わせて小説にする事によって、とても見せ場のある話になると思いませんか?
この様に、何か単体でアイディアやネタを考えるのでは無くて、【何か】と【何か】で組みあせていけば、アイディアの幅は無限に広がりますので、オススメです!
ここまでアイディアの出し方について説明してきました。
では、次に今説明した事プラスαですると更に執筆活動が捗る行動を説明していきたいと思います。
文字におこす重要性
上記では、アイディアの出し方について説明していきました。
そこで、ある事をする事で更にアイディアが出て来る様になります。
そのある事とは、なんでしょう?
それは、文字におこす事です!
どういう事かと言うと、文字にする事でアイディア同士が結びつきやすくなるからですね。
例えば、上記で説明した方法を全て実行したとして、文字に起こしたとしましょう。
それを文字におこしたものが
- 料理本を読む(関連資料を読み漁る)
- 学校生活(実体験を元にする)
- お店を経営するゲームをする(新しい事を始めてみる)
- 【文化祭】と【告白】(既存の物を組み合わせる)
になります。
そして、この様に文字にして改めて見るとどうでしょうか?
これだけで小説や話が出来ると思いませんか?
例えば、このメモを見て話しを決めるとしたら
料理好きの主人公は学生の身でありながら、料理を提供する店を経営している。
そんな主人公の学校では近々文化祭がある様だ。
そこで、クラス出し物で焼きそばの出店をする事になる。
周りのクラスメイトは勝手が分からず何から手を出せば良いか分からない状況の様だ。
そこで、主人公は、自分の知識をフル活用して準備を進めていく。
そんな主人公の頑張る姿にクラスの女子は・・・
この様に、メモを参考に一つの話を作る事も出来ますし、そもそもメモを参考に新しい小説を書けますので、文字におこす事は、とてもオススメですので、一度試してみはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、初心者向けにアイデアが思いつかない時の対処法についてまとめてみました。
アイディアが浮かばない時は下記を試してみて下さい。
- 資料を読み漁る
- 実体験に条件を付けて見る
- ゲームなどをやってみる
- 色々組み合わせてみる
- 考え付いたものを文字におこす
今回は初心者向けですが、いくつかは初心者の方じゃ無くても使用出来る方法だと思うので、お試しください。
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